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〜 のびやかに のびやかに 〜

両手をひろげて、胸いっぱいに。


畑では、夏野菜が順調に育っています。
野菜のおいしさは、畑からの距離。
採れたての野菜の香り、味の濃さは特別です。

そんな野菜たちに負けじと、
6月といえば、この食材。

そう、鮎です。
ル・シェノンの6月は、鮎の料理が定番になっています。
今年も「アユのひと皿」を、お楽しみくださいね。
〜 ありふれた毎日の中に 〜

ちいさなよろこびを、心に感じて。


新緑の美しい季節。
みどりの風が、吹いてきます。
ゴールデンウイークもある、お楽しみな5月ですね。

特別な連休を過ごさなくても、
お休みの日に家族や友人と過ごすことは、かけがえのない時間。

そんな風な、何でもない日々を大切にしたい。
特別なことではなく、ありふれた日々の中に、
小さなよろこびが、ちりばめられている気がするのです。

春が来て、やわらかな緑に包まれる。
季節が変わって行くことは、努力も根性もない、自然の営みです。
その恵みを、そっとすくいあげ、料理という形にすること。

自己主張の強い個性的な料理も、また魅力的なのですが、
心とからだにそっと寄り添うような料理を、お届けしたいとおもっています。

「愛」というと気恥ずかしいのですが、そんなものかもしれません。
眼には見えないけれど、あたたかなものを表現できていたらいいな、と感じています。


あれから、15年


桜の花が咲き、散りゆき。
やわらかな緑の葉が茂り始めた頃。
15年前のこの季節、ル・シェノンは静かにオープンしました。

宣伝も無く、少しばかりのお葉書でのご案内で、ひっそりと。
始めは全然お客様も来ず、毎日空を眺めてばかりでした。

それでも希望を失うことなく、前を向いてすすめたのは
「おいしかった、また来ます」と、言ってくださる言葉に
「もっと美味しいものを」と、お応えしたかったから。

その時より変わらず想うのは、ふたりの両手を広げた範囲のことを精一杯に。
そして、きのうより今日、ささやかでも成長しつづけること。
そんなことを、この15年、想い続けてきました。

みなさまのおかげにより、15周年を迎えることができました。
こころより感謝し、また気持ちを新たに精進してまいります。