孫っ子を保育園に迎えに行き、仕事から帰ってくる娘を待っていた。
孫っ子の小さな手をつなぎ、雨の中を歩く。
小さいね。
かわいいね。
そう思いながら、娘が小さな頃を思い出していた。
ここで店を始めた時は、まだ小学校に上がったばかりだったな。
幼き孫に、娘を重ね合わせて。
時は流れてゆく。